アメリカ留学をすれば英語は上達する??

アメリカ留学したい人の大きな目標の一つは英語力の向上だと思います。現地に飛び込んで一日中英語に触れれば日本で英会話教室に行くよりは効果がある、 というのは確かだと思います。

では、実際にはどうでしょうか?一日中英語しか喋らないと言う環境は、意外になかったりします。語学学校などに行けば尚更、日本人が沢山いるので必然的に日本語で会話してしまいます。 そういう環境でも自身の気力で英語力を伸ばす事はもちろん出来ますが、残念ながら環境に甘えてなかなか英語力を向上させられない人が大半です。

大学に進学するにはTOEFLのスコアをクリアする必要があります。語学学校で勉強しながらTOEFLのテストを受け続けて英語力向上を目指している人達を沢山見ましたが、 人によってはなかなかスコアを獲得出来ず、2年も3年も語学学校に留まったままの人もいました。本人は頑張って勉強しているのに、どうしてでしょうか?


英語力向上の個人差

語学力の向上には個人差があります。ただ留学するだけでは学習よりも遊びに夢中になってしまう人も多く、そうなると何年経ってもブロークンイングリッシュのまま。。。 という事になってしまいかねません。『語学力を向上させたい』と本気で思っているのなら、留学する前からある程度準備し始める事が大切です。

財力があるのなら2年でも3年でも語学学校の授業料に費やせるのかも知れませんが、それでは大学などの卒業資格がついてきません。 それだったら日本で英会話教材などである程度勉強して英語力を上げてから留学した方が安上がりです。

日常英会話はどんどん会話して行く事で身に付けて行く事も出来ますが、大学で勉強するとなるとそれだけでは勉強について行く事は 厳しいです。授業について行く為には最低でも教授の言っている事は理解出来ないと行けません。実際の授業を受けてみると分かるのですが、 アメリカの大学は生徒も参加型でただ受け身で授業を聴くのではなくどんどん質問を出してきます。 教授達は流石に分かりやすくクリアに喋ってくれるので聞き取りやすいのですが、生徒達の発言ははじめのうちは聞き取りにくいです。

授業が楽に聞き取れる様になるまでは、語学学校にいてTOEFLの勉強をするというやり方より、最低でもヒアリング力をある程度向上させてから留学すれば、 無駄に語学学校での時間を延長して英語力が伸びるのを待つ事もなくなります。

留学前の英語学習法

日本人は学校で英語の文法を重点的に学んでいるので、語学学校編入前のテストで文法関連では高得点を取る事が多いです。 ですが実際の会話力やヒアリング力がないので一番下のクラス。。。という事も多いようです。 今参考書を片手にTOEFLの勉強をしているのなら、そういう勉強法から脱却して実践的な英語を勉強する方法に切り替えましょう。 日本的な勉強の仕方をして来た為にヒアリング力のない人は、その分伸びるのりしろが大きいので、TOEFLのスコアもグンと上がります。

実践的英語力の伸ばし方

英語教材を繰り返し勉強する。留学する前には、教材をやり込むのは良い方法です。 覚え込むまで、発音になれるまで繰り返しやり込む事が重要です。
英会話の勉強方法と英語の発音については以下のページでもまとめています。

英語学習教材

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amazonで手に入る教材や本

英語字幕で映画を見る事ができるDVD

映画は色々な発音に慣れるための良いトレーニングになります。英語字幕で繰り返し見て、台詞がすんなり聞こえて来るまで頑張ってみましょう。

ペーパーバックを読む。

英語に慣れて、英語を読む速度を向上させましょう。大学の授業では膨大な量のテキストを読む事になります。まずは自分の興味のある分野のペーパーバックから読み始めてみましょう。
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英語で困ったとき