短大留学

短大留学ってどんな感じ?

短期大留学は海外の大学に、準学士号Associates Degree、Associate of Arts(AA)を取得する事や、 四年制大学編入の為の一般教養を履修する事が目的の留学のことです。

語学留学とちがい、高校を卒業している事が前提で高校や大学での成績英語力(各学校毎に規準の違うTOEFLのスコアを満たす事) などが必要になります。(学校によってTOEFLのスコアが違います。)また、学生ビザを取得する必要があります。

大学と比べると授業料も安く、編入に必要な一般教養のクラスも充実しているので四年制大学で一般教養課程を取るより安く留学する事が出来ます。また、 コミュニティカレッジなどの場合はその側にある州立大学へ編入したい時などに情報が色々入って来たりするのでちょっとだけ有利です。 また、短大と提携している大学もあるので、そういう短大を選んで留学すれば編入や単位の移行がとてもスムーズに行えます。 (もちろん編入する際には編入先の大学の専攻学部の要求するGPAやTOEFLなどをクリアする必要があります。)

短大の種類

公立短大(Community College)私立短大(Junior College)などがあります。


短大留学の期間

期間は卒業に要する単位(60単位)を全て履修する事やトランスファーに必要な単位(56単位)を取るまで、二年前後かかります。 人によってのんびり科目を取る人もいれば、詰めてドンドン単位をこなす人もいるので、一概に二年制大学だから二年間、という訳ではないです。

今ではもうビザの関係で無理ですが、私が学生だった頃コミュニティカレッジに9年いる、という日本人留学生に会った事があります。 現地アメリカ人でも、コミュニティカレッジの授業が面白いので専攻が決まるまで200単位以上取ってしまった、という人もいました。

短大留学の費用

私立の大学か、州立の大学かによっても費用が違います。また、留学する州やエリアによって物価が違うので生活費にどれくらいの費用がかかるかも違ってきます。 アメリカ人学生に対する奨学金やファイナンシャル・エイド(financial aid)は豊富ですが、留学生を対象にしている物はとても少ないです。 両親の経済状況から判断するので、日本のような先進国からの留学生は受けられない事が多いです。

正規留学のtip

短大は大学と違ってTOEFLの要求スコアも低めで入学が出来ます。また、 ENGL101のレベルに満たないアメリカ人学生向けのクラスもいくつかあるので、 英語力にまだ自信が無い方でも比較的気軽に留学する事が出来ます。

大学に入学するまでにはTOEFLのスコアがまだまだ足りない、という方は短大で英語力を伸ばしながら一般教養を履修して 希望の四年制大学に編入する、というステップを取る事も出来ます。

四年制大学に編入希望で短大に留学する際には、希望の大学の専攻のPre-Requisites(その専攻を学ぶ上での必須科目) をしっかりチェックしておきましょう。場合によっては編入してから取る羽目になります。


英語で困ったとき

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