アメリカ留学の費用
アメリカ留学を考えている人がまず気になるのは留学の費用だと思います。円高が進む現在はその費用も以前より安くなるわけで、 「留学してみたい!」と思っていた方には絶好のチャンスです。
では、実際にどのくらい費用がかかってしまうのか?期間や目的などによってその費用は変わってきてしまいますが、 留学先を考えるにはまず自分の予算にあった学校を探すのが大事ですね。そこで、留学先を選ぶ前に知っておきたい費用のかかり方の違いを上げてみます。
私立VS州立
私立大学
アメリカの私立大学はかなりお金がかかります。もちろん、私大の中でも選ぶ学科の専攻によって+αのコストがかかる事があります。(教材費など) 例えば、芸術系の大学だと授業料は$25,000だとしても、教材費に$10,000以上かかる場合があります。(そして、+生活費がかかる事を忘れてはいけませんね。)私立となると、 例えばデザインプロジェクトもお金をかけて外注したり、州立大とはお金の掛け方が違います。そういう大学の学生はお金に余裕のある家の子供が多く、 学校のパーキングにベンツやBMWが立ち並んでいる事も珍しくありません。
州立大学
州立大学の豊富なアメリカでは、どの州にも必ず州立大学があります。日本から留学する人は、「Out of State」(州外)扱いになるので、 その州内のレジデントの生徒の数倍〜10倍(州によって違います)の学費を払う事になるのですが、それでも私立大より格段に安くなります。 自分の行きたい州の州立大学のウェブサイトで、「Out of State」の学費を調べてみましょう。
州立大学に通う学生は何らかのファイナンシャルエイド(奨学金、補助金)を受けている場合が多いですが、残念ながら外国人学生に対するものは少ないです。 また、日本の様に経済大国からやって来る生徒は対象外になるものが多いです。州内の学生と学費に差が出るのは親が州に税金を納めているからで、 そう考えると極当たり前の措置ですね。
エリアによる生活費の差
選ぶ州や都市によって生活費に差が出ます
例えば、カリフォルニア州とオハイオ州では圧倒的に全ての面でカリフォルニア州の方が生活費が高くなります。食費、家賃、光熱費、車を持つならその維持費やガソリン、 保険料など全てに置いて差が出てきます。また、同じカリフォルニア州でも、サンフランシスコやロサンジェルスなどの大都市と、フレズノなど比較的田舎の小さな町では 生活費に違いが出てきます。
大学だけではなく語学学校やコミュニティカレッジへの留学も同じ事で、学校のある州や都市によってかかる費用に差が出て来ます。
長い留学(大学卒業まで)を考えている方は、まず自分の行きたい場所の平均的な家賃を調べてみましょう。年間の生活費の一番大きな部分は家賃なので大まかな目安が掴めます。
まずその町のアパートの平均家賃を見てみましょう。大都市などに点在する極端に安いエリアは、
住めないエリア(危険)であるかもしれないので中間的なラインを調べてみましょう。
詳しくは、留学中の生活費のページを参照して下さい。