留学の目的

留学の目的とは??

「何で留学したの?」と聞かれた時にだいたい返って来るのは、「語学力を付けたいから。」「海外の大学を卒業したかったから。」 という答えかも知れません。もちろん、短期留学か、長期留学かによってもその答えは色々あると思いますが、特に短期留学の場合は 「ただ、何となく海外に留学してみたかった」という好奇心からくる、外国で暮らして違いを体感してみたいという漠然とした目的でも、 個人的にはいいと思っています。日本では気づかなかった事があったり、自分の世界観が変わったり、それはそれで結果的に貴重な体験になると思うからです。

留学は別に学生時代じゃなくて、大人になってからでもどんどんチャレンジしていい事だと思います。
日本のキャンパスに比べると、私が知っているアメリカの大学はもう少し年齢層に幅もあり、 向学心を持って働きながら授業を受けている場合も多々あります。

そして何より、今の日本の経済状況や為替状況で、留学は必ずしも高額のお金がかかる事、ではないからです。(もちろん期間や行く学校によりますが。)



短期留学の目的

短期留学の場合、英語力向上というより「経験」がメインになると思います。日本で出来ない事や、 海外に出て自分の視野を広げる事、外国人と接してその考え方の違いを知ったりするのも良い経験です。

短期間で英語を向上させたい」と思っている人は、日本を出る前からかなり準備をしておいた方が良いです。 短期間の留学で英語力向上の成果を上げたいなら、日本国内で出来る英語の勉強はみっちりやっておいた方がいいです。 「留学すれば、英語力が伸びる」と考えていると、たいして身に付かずに終わってしまう事が多いです。
詳しくはアメリカ留学と英語のページをどうぞ。

やる気さえあれば、TOEFLのスコアを半年で50点以上上げる事も可能です。 決まった期間を有効活用出来るように、国内で出来てしまう文法、単語の暗記、リーディングなどの基本的な部分は留学前に勉強しておきましょう。

長期留学の目的

長期留学を計画している場合、「英語力の向上」だけではなく、大学を卒業する、専門分野の勉強をする、などの最低限の目標をしっかり設定した方がいいです。 長期間留学していたけど初期設定が甘かったので、英語力は向上したけど大学卒業の学士や専門分野の資格も取っていない為、 後の就職ではあまり役に立たず、日本での就職もイマイチだったという人達をよく見ました。

卒業した後、帰国した時に何をしたいのか?を前提にプランを立てておいた方が、 留学経験を有意義に活用出来ると思います。