短大

アメリカには豊富に短大 2year college/Community College/City Collegeなどがあります。学費も4年制大学と比べると安く、留学生の受け入れもしています。
州の税金で賄われている場合、外国人学生は現地の学生の数倍の授業料を取られるのですが、それでも大学に比べると断然安くなります。 アメリカ現地の学生も、コミュニティカレッジで一般教養(GE,General Education)を取ってから大学に編入するパターンが多いです。

大学に留学したいけどTOEFLのスコアが足りない、などと言う場合はTOEFLのスコアが低めの設定である短大にまず留学して、語学力を上げて大学に編入するという手もあります。 だらだらと語学学校にいるより(時々語学学校に数年いる、という人達がいたりしました。単位にならないのに。)短大で実際に単位として換算される授業を受けながら語学力を伸ばす方が 有効だし、現地の学生と机を並べて取る授業も楽しいです。また、単位の取得が目当てでなく語学力を向上したい人も、 語学学校より短大に留学した方が大変だけど身に付く英語が学べると思います。

コミュニティカレッジには、一度大学を卒業して社会人を経験してから学びたい事のクラスを取っている人達がいたりして、大学とは雰囲気が違って面白いです。 仕事をしながらクラスを取る向上心のある人達も多いようです。 (大学の場合、卒業した人達向けに、Extended educationというコースがあります)また、実生活に実用出来るような面白いクラス、例えば車の整備の仕方のクラス、車の塗装の仕方のクラス、など人気のあるクラスもあります。 コミュニティカレッジについて、もっと知りたい方は体験談のコミュニティカレッジもどうぞ。

短大卒業資格

コミュニティカレッジの場合の卒業資格はassociate's degreesが一般的ですが、大学編入に必要なGE(ジェネラル エデュケーション、日本で言う一般教養)を取って associate's degreesを取らずにそのまま大学に編入する事も出来ます。ただし、たとえばカリフォルニアだとassociate's degreesは60ユニット、編入に必要な単位は56ユニットだったりするので、 取合えず取っておく事も出来ます。

私の場合、限られた費用での私費留学だったので、短大→州立大へ編入しました。

大学編入に必要な単位

まず、編入したい大学の要求するpre-requisiteをクリアする必要があります。また、行きたい大学の学部によって、受け入れられる単位とそうでない単位があります。行きたい大学がある場合、編入してからの事を踏まえて単位が無駄に ならない様にあらかじめ調べておいた方が無難です。また、大学のすぐ近くにある短大は、その大学について詳しいので、無駄になる単位も少なく、比較的編入しやすいようです。

日本の大学で取った単位を換算してもらう場合

日本の大学の単位を取っている場合、それを加味してもらいましょう。私の場合、殆ど使えなかったのですが、日本で取った学部と関連した学部に留学する場合などは、 かなり換算してもらえるようです。英語学部、などの場合残念な事に使えない単位で ある事も多いようです。