アメリカへ送金する場合
留学の期間によって、違った海外送金方法や持参方法を使う事でお金が節約出来ます。
短期留学で現地で必要になる金額が小額の場合と長期留学でまとまった学費や生活費を送金する場合など、
自分の留学プランに合わせて賢いお金の輸送方法を選びましょう。
現金
円をそのまま持って行くのは現地での換金に手間がかかるし、換金レートがとても悪いので円は持ち込まない方がお得です。
アメリカの田舎に留学する場合など、換金出来る所を探すので一苦労してしまいます。
現金を持って行きたいのなら、日本国内でドル建てにして持って行った方が換金レートが良いです。
ただ安全面などから考えて、あまり大きな金額をドルの現金で持って行く事はおすすめ出来ません。
空港を出てタクシーに乗ったり、軽食をとる時などを考えて、直ぐに使える小額のドル建ての現金＋トラベラーズチェックを持ち歩いた方が安全です。
（トラベラーズチェックの番号は、購入してすぐ手帳などに控えておきましょう。）
短期留学の場合
現地で銀行口座が必要になる程ではない短期留学の場合、トラベラーズチェック、
クレジットカードや、留学生向け海外送金サービス（下に挙げたJTBのプリペイドカードや送金サービス）などを利用しましょう。
銀行間送金は、送金する側の手数料＋受け取り側（引き出す際）の手数料がダブルでかかるので、
数十万円程度の送金には不向きだと思います。
また、シティバンクのATMカードは海外で引き落とし出来るので便利です。 ただし、日本のシティバンクとアメリカのシティバンクは別銀行扱いになるそうで、（アメリカの窓口でこう説明されました） アメリカのシティバンクのATMで降ろす際にもその他のATMで降ろすのと同様に手数料がかかります。
長期留学の場合
長期留学の場合、現地で銀行を開けて現地口座に日本の銀行から送金してもらいます。
大きなお金を送金する場合は、銀行間送金が安全です。
長期留学をしている学生は、だいたい現地の銀行口座＋クレジットカードというコンビネーションで、
必要な出費を賄っている場合が多いです。クレジットカードは小額の買い物や、
急な出費が出た時、レンタカーで旅行したいとき（クレジットカードが無いとアメリカではレンタカーを借りられません）
などに便利です。
昔は留学生でもアメリカのクレジットカードを割と簡単に作れたのですが、
現在アメリカのクレジットカードを留学生が作る事は難しくなっているので、
日本でクレジットカードを作って持参した方が良いです。
また、銀行間送金は受け取るまでの時間がかかるので、 お金が必要になる前に前持って計画的に送金しておく必要があります。
留学生の送金方法まとめ
銀行間送金
銀行間送金は銀行によって手数料が違って来るので、自分の使っている銀行に確認しましょう。
また、引き落とす際に現地の銀行での手数料もかかるので、現地の銀行に確認しましょう。
送金する際、現地の銀行名、支店名、支店番号、口座名義、口座番号、銀行番号/routing number(ラウティングナンバー、チェックの下にプリントしてある9桁の番号)
などが必要になります。送金されるのに数日〜1週間かかる場合があるので、前持って送金する必要があります。
クレジットカード
アメリカの場合、クレジットカードさえあればモールやスーパー、スタバやマクドナルドなどのファストフード、セブンイレブンなどのコンビニ、
ガスステやその他小売店など至る所で使えるので、
生活費はまとめてクレジットカードで支払うと言う手もあります。
送金や換金の手間が省ける上に、換金レートや手数料なども安いのでおすすめです。
カードの種類で使える店が違って来るのですが、ビザ (VISA)／マスター (MASTER)カードを一枚持っていれば、殆どの店で使用する事が出来ます。
安全面などからも考えて、アメリカでは高額の現金を持ち歩く事は滅多になく、買い物はカード（クレジットカード／ATMカード）が主流です。
インターナショナル・プリペイドカード
必要な金額をATMから簡単に引き落とす事の出来るインターナショナル・プリペイドカードは、特に銀行口座を現地で開設しない人や、
クレジットカードを作れない場合などに便利です。現地銀行のATMカードのように、ショッピングやレストランで使えるので、
現金を持ち歩かなくても良いし、安全です。