アメリカの大学のdegreeの種類
アメリカの大学のディグリーとは?
大学の卒業資格にはおおまかに次の種類があります。
- A.A. degree(associate degree)(短大卒業資格)
- B.A. degree(Bachelor of Arts)(四年制大学卒業資格、日本でいう文系学士号)
- B.S. degree(Bachelor of Science)(四年制大学卒業資格、日本でいう理系学士号)
- Master's degree(大学院卒業資格 修士号)
- PhD Doctor of Philosophy(ドクターコース卒業資格 博士号)
専攻する分野によって、更に細かく分かれた資格が与えられます。
アメリカの大学のGPA
GPAとは、(Grade Point Average)の略で、成績評価値です。A (4.0) B (3.0) C (2.0) D (1.0) F (0)で評価され、この平均点が大学で定められた ポイント以上を取らないと卒業資格を与えられません。また、2.0以下に落ち込むと、大学から警告が出され、次回で挽回しないと退学処分を受けます。
アメリカの大学の単位
だいたいのクラスが、2単位から4単位くらいで構成されています。 アメリカでフルタイム学生とされるのは12単位以上を各セメスターやクォーターで取っている学生の事を差します。 外国人留学生は、毎学期最低12単位以上を取得する事が義務なのですが、 もしDやFを取ってしまうとそのクラスの分の単位が取得出来なかった事になってしまうので、 キックアウトを喰らう事もありえます。(学校によってそのさじ加減はかなり違うと思うので、自分の学校の状況をきちんと調べましょう。) 私は一度だけ英語のクラスでDを取った事があるのですが、最低でも15単位以上毎学期取るようにしていたので大丈夫でした。
どれくらいの単位を毎学期配分して取れば良いのか?というのはクォータ制(忙しい)か、セメスター制(少しのんびり)にもよります。 同じ15単位でも、セメスター制かクォーター制か、専攻している実技分野の提出物が激しく多いクラスか、一般教養の楽なクラスかで違って来るので、 よく考えてからクラスを配分しましょう。
日本で大学に通っていた/卒業した人は日本で取得した単位のクレジットを認めてもらう事が出来ますが、 日本での学部によってはクレジットとして認められなかったり、またアメリカでの専攻との兼ね合いで認めてもらえない事もあります。 私が知っている中では、英文科専攻だった人は認めてもらえる単位が家政科専攻の人より低かったりする事態もありました。
アメリカの大学の卒業資格
卒業資格を取るのに必要なのは、決められた単位数やポイント以上のGPA、専攻科目必須科目の修得と卒論もしくは卒業制作、英語の卒論テストなど、各大学、各分野によって違ってきます。