アメリカ留学体験談
Episode 02「男の子の方が体型を気にしてる??ジムの目的3種類」
学生寮にはちょっとしたジムがついている事があります。寮にいる人誰でも利用可能で、基本的なマシンやウェイトが完備されています。 カフェテリアのすぐ手前にジムがあったのですが、そこで毎日同じ棟の男の子達がせっせと運動をしていました。
一緒に英語のクラスも取っていたアダム君がいたので、
「運動始めたの?」と話しかけると、
「ムキムキになってチックス(女の子達 chicks)にモテるんだ!」とニヤニヤしています。
ブロンド碧眼で端正な顔立ちをしているのですが、身長が私と同じ位しか無いマイケル・J・フォックスのような彼はその時まだ彼女がいなかったので、マッチョになってモテようぜ作戦に出たようです。
アメリカでは男性の場合デブも人気はありませんが、ただの痩せも人気がありません。ヘタするとゲイ扱いされてしまいます。
(ただし、実際のゲイの人達は美意識が高いのでジムでせっせと運動して体を整えている事が多いです。)
なので、細身の男の子達はプロテインを飲んでウェイトトレーニングに励み、マッチョな体になって女の子達にモテるように頑張ります。
アメリカの女の子達にはマッチョでがっしりした体の男性がウケが良いようです。
「チックスが、チックスが」とうるさかったブロンド男アダムはその後細マッチョな体を手に入れて、ブルネットの可愛いガールフレンドを見つけるのですが、
その話しはまた後日。
英語のクラスでこのアダムが書いたエッセイが面白かったので、その要約をここで紹介しておきます。
「ジムの目的3種類」
ジムにいる人達はおおまかに3種類のグループに分けられる。
- 健康の為に来ている人。(痩せるため、健康な体を維持するためなど)
*一番多い層。 - 異性を漁りに来ている人。(ほぼ運動はしない。化粧をしたままで運動してる振りをしていたりする。)
*気に入った相手を捕まえてはマシンの上で話し込み占領するので迷惑この上ないタイプ。 - ナルシルトなボディービルダー。(主に男性に多く、フリーウェイトエリアに出没。)
*鏡に写る自分の体を見入って自分の世界に入っているのであまり近づきたくない。 重いウェイトを上げては「ウォオオオ」などの奇声を上げるのでちょっと不気味でもある。少数派ではある。
アメリカでジムに行く機会があったら観察してみて下さい。かなり的を射ている観察眼です。